この記事は2020年6月22日現在の内容で書かれています。
データベース(ここではMySQL)を使う場合、使える数や、使い勝手などがレンタルサーバーのサービス内容により異なります。
ここでは、それぞれのサーバーでの違いを比べてみました。
目次
エックスサーバー の データベース(MySQL)は
エックスサーバー ではどのプランでも、使えるデータベースは無制限。(ユーザー数はX10プランで50まで、それ以外は70まで)
データベース1個の最大容量の目安は、2GB までです。
(2020年5月20日から大幅にアップしました!)
phpMyAdmin も管理画面から、自由にアクセスすることができます。
phpMyAdmin を使わずに、管理画面から簡単にDBをダウンロードすることもできます。
また、エックスサーバーでは、1日一回自動でバックアップを取っていますが、何かあって戻したい場合、過去7日分までのデータであれば、管理画面(サーバーパネル)から簡単に復元することができます。
それ以前の過去14日分までのデータは申請してサーバーの指定場所に提供されるので、ダウンロードして使うことになります。
過去のデータベースは無料で提供されます。
ConoHa Wing の データベース(MySQL)は
ConoHa Wing ではどのプランでも、使えるデータベースは無制限。
データベース1個の最大容量は、2GBまでです。
(2020年5月25日から大幅にアップしました!)
ConoHa Wingでは、MySQLデータベースのデータも1日1回過去14日分をバックアップしていて、簡単にリストアすることもできます。
phpMyAdmin も管理画面から、自由にアクセスすることができます。
マルチドメインを使っている場合、管理画面からphpMyAdmin に入ろうとすると、サイトを選んで、データベースを選んで、ユーザ名を選んで、そこからphpMyAdminをクリックしてphpMyAdmin のログイン画面に入ります。
phpMyAdmin のログイン画面までたどり着けば、ユーザ名とパスワードで、どのユーザもデータベースにもアクセスできます。
これがほんのちょっと面倒でした。
(phpMyAdmin を頻繁に使うことはほとんどないとは思いますが・・・。)
SuiteX の データベース(MySQL)は
契約時に使うことができるデータベースはは3つまで、それ以上使いたい場合には有償オプションを契約する必要があります。
3つのデータベースはそれぞれ100MBまでです。
有償オプションの「高機能データベースMySQL」はデータベース数の制限はありませんが全体で10GBまでです。
用意されている3つのデータベースは、管理画面でONにして使うだけで、簡単に使うことができます。
phpMyAdmin は最初から用意されていて、管理画面からログインすることができます。
iCLUSTA+ の データベース(MySQL)は
iClusta+ の「ミニ」プランでは、10個のデータベースが作成できる10インスタンスまで使うことができます。つまり、最大データベース数が100個です。
あまり聞きなれないこの「インスタンス」とは、データベースを格納するフォルダのようなものだそうです。
そしてちょっと特殊ですが、データベースは無料で使えますが、使うためには、インスタンス単位での申し込みをする必要があります。
お名前.com の共用サーバーの データベース(MySQL)は
RSプランでは、使えるデータベースは無制限。
データベース1個あたりの容量は 2GBです。
下記の記事内容はそれ以前のレンタルサーバーSDのものです。
お名前.com の共用サーバー SD-11プランでは、使えるデータベースは50個。データベース1個あたりの容量は 1000MB(1GB) です。
このサービスのコントロールパネルでの、DBの作成や管理は、とても使いやすく感じました。
「作成」ボタンをクリックするだけで、データベースとそれを使うユーザー名、パスワードを作ってくれます。
また、一覧では、データベース名、文字コード、ホスト名、ユーザー名、パスワード、メモ、が表示されているので、一目でわかりやすいです。
特に、「メモ」でどのアプリやCGIに使うのかを記述しておけるので、複数使う場合には、ごちゃごちゃにならずに助かります。
ただし、パスワードとメモ以外は、作成したデータベールの情報を変えることができません。
特に、phpMyAdmin は用意されておらず、自分でインストールしなければならないのが面倒なのと、作成時にデータベースとユーザは1:1で作られコントロールパネルでは変更できません。