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Webサイトの移行(移転)作業 のレンタルサーバー毎の違い

作成日:2017-10-25  更新日:2018-01-04

一般的にサーバーの移行(移転)、つまり今まで使っていたドメインを別のサーバーに移す場合

  1. (新しいサーバーの契約)
  2. 新サーバーでのドメインの設定申し込み
  3. 旧サーバーから新サーバーへのホームページのコピー(FTPなどを使用)
  4. データベースを使っていれば
    旧サーバーから新サーバーへのデータベースのコピー(PHPMyAdminなどを使用)
    必要があれば、データベースの情報を書き込んだコンフィグファイルなどを書き換えてアップロード
  5. 新サーバーでのメールアカウントの作成&メールを利用しているパソコンに新サーバーのアカウントの追加
    (変更でなく追加)
  6. 必要があればその他ソフトウェアなどの新サーバーへのインストール
    (旧サーバーと同じように使うための新サーバの環境構築)
  7. ネームサーバー情報の切り替え
  8. (旧サーバーの 解約)

のような作業の流れになります。
マルチドメインでドメインを追加する場合も、新サーバーの契約がないだけで、同じような流れです。

メールサーバーの移動は、ドメインのサーバーが切り替わる1か月程度、どちらのサーバーも見に行くことにすれば特に問題がないので、別の記事で書くことにします。

ここではWebサイトの移行についての違いをみていきます。

単純なHTMLファイル類の移行であれば、FTPで旧サーバーからダウンロードしたファイル類を、FTPで新サーバーにアップロードします。

その際、ほとんどのサーバーでは、ドメインのサーバーが切り替わる前に、アップロードした内容が問題ないかを確かめるために、仮のURLを用意していますので、確認することができます。

問題は、WordPressなどのように、ドメインが違ってしまうと管理画面にアクセスできなくなったり、画像やリンクなど旧サーバーにアクセスしてしまったりするような場合。

多くのサーバーでは、パソコンのHOSTSの設定で対応できるようになっています。
詳しくは「hostsの書き方(ドメイン移行前のページを確認する方法)」の記事で。

プログラムで管理したり表示させたりするものなので、移行直後に表示できなかったりしたら冷や汗ものなので・・・。

 

エックスサーバーへのドメインの移行(移転)

エックスサーバー株式会社 の エックスサーバー(X10プラン)の場合。

エックスサーバーでは、契約をするとエックスサーバーのドメインのURLを用意してくれます。

上記の、「今まで使っていたドメインを別のサーバーに移す場合」に従って、作業を行っていきますが

エックスサーバーでは、サーバーパネルの「動作確認URL」でHTMLのファイル類を確認することができます。

WordPressなどの動的なページでは、「hosts」ファイルを使って、確認用のPCのみ、新しいサーバーでの確認ができます。
その時利用するIPアドレスは、サーバーパネルのサーバー情報の中に記述されています。
詳しくは「hostsの書き方(ドメイン移行前のページを確認する方法)」の記事で。

一つ問題は、同じドメインのサブドメイン名とフォルダ(ディレクトリ)名が同じ場合、使えない仕様であるということ。
ご注意ください。
ただし、解決策もあるので、「エックスサーバーでサブドメイン名とサブディレクトリ名が同じ場合の解決方法」の記事もご確認ください。

サブドメイン「server.example.com」のホームページ用データのアップロード先は
「/home/xxx/example.com/public_html/server」となります。
xxxは契約ID、public_html は閲覧ページの場所なので、
example.com/server/(www.example.com/server/)
と同じ場所になります。

 

お名前.com の共用サーバー へのドメインの移行(移転)

GMOインターネット株式会社 の お名前.com 共用サーバー(SD-11プラン)。

ドメインの設定申し込みはサーバーNaviから、サブドメインの設定はコントロールパネルから行います。

コントロールパネルの「Web設定」の「バーチャルURL」で、移行したHTMLのファイル類がきちんと表示されるかを確認することができます。

データベースの移行作業では、お名前.com では PHPMyAdmin はインストールしないと使えないので、まず PHPMyAdmin をインストールしてからデータベースに情報をインポートするようになります。

また、WordPressのような動的ファイル類の確認に関しては、サーバーのIPアドレスが非公開であるため、HOSTSなどを使って確認することができません。

※ 複数ドメインを利用していて、2つ目以降のドメイン設定であれば、現在同じ共用サーバーで運用しているドメインをnslookupすることでIPアドレスがわかるので、そのIPアドレスを使ってHOSTS設定できます。

 

iClusta+ へのドメインの移行(移転)

GMOクラウド株式会社 の iCLUSTA+(ミニ)。

PlanManager内の[プレビューサーバー]で、移行したHTMLのファイル類がきちんと表示されるかを確認することができます。

また、WordPressのような動的ファイル類の確認に関しては、

ユーザー管理で[ドメイン管理者]または[サイト管理者]のユーザーに切り替えて[ユーザー情報]を確認すると、ウェブサーバー IPアドレスが表示されます。

これを使ってHOSTSで設定することでWordPressなどの管理画面に入ったり、確認したりすることができます。

 

Suite X へのドメインの移行(移転)

株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ の WebARENA SuiteX(スタンダード)。

ドメインの考え方がちょっと特殊で、契約時のドメインが親ドメインとなり、その親ドメインの中に子ドメインでマルチドメインを作るという考え方になります。

IPアドレスはサイトマネージャーのインフォメーションに表示されていて、親ドメインの場合は、ネームサーバー設置前の「確認用のURL」としては「http://(SuiteX V2のIPアドレス)」で確認できますが、子ドメインで指定した別のドメインの場合は、hosts を使って確認することになります。

また、WebARENA SuiteXでは、子ドメインの追加作業のみでは、すべてのドメイン(親・子)において同一のページが表示されます。
マルチドメイン設定ツールを使うことにより、.htaccess を使った、ドメインごとに異なるページを表示させる必要があります。

そして、メールの場合には、1つのメールアカウント(例えば xxx@example.com)を作成した場合、子ドメイン(xxx@example.jp)でも送受信できるようになります。もし、複数ドメインで同じメールアカウント(xxx)を使う場合には、受信側のメールソフトで振り分ける必要があります。

SSLは親ドメインのみ、設定可能です。