この記事は2022年5月23日現在の内容で書かれています。

ネットショップ作成・運用サービスでは、多くのサービスで、契約時に https://〇〇.△△.△△ のような URLを提供されるので、そのまま使うことができます。
一般に、〇〇のところはショップ独自の名前、△△.△△ のところは、ネットショップ作成・運用サービスが提供している名前です。

それ以外に、 「https://www.outideoshigoto.com」 のようなショップ独自のドメインを使うこともできるようになっています。

この独自ドメインを使いたい場合は、他のドメイン取得サービスで別途取得したドメインを利用できるサービスもあれば、サービス側で提供する独自ドメインの中から選択するようになっているサービスもあります。
サービス側で提供する独自ドメインの場合、サービスを乗り換えるとドメインを引き継げなくなるものもあるので注意が必要です。

そして、多くのネットショップ作成・運用サービスでは、独自ドメインの場合でも、カート部分だけではなく、商品紹介ページなどすべてのページが https:// から始まる常時SSLを使えるようになっています。

常時SSLってなに?→

BASE での独自ドメイン、常時SSL化

BASEでは、https://〇〇.thebase.in のような、開設時に決めたショップURLでショップを運営することができます。

また、ドメイン取得・管理サービスで取得したドメインを使って、独自ドメインで運営することもできます。

独自ドメインは、ドメイン取得・管理サービスで取得したドメインのネームサーバーを書き換え、BASE側の「独自ドメインApp」を使って設定することでBASEで使うことができます。

開設時に決めたショップURLで運営するときはもちろん、独自ドメインの場合も無料で常時SSLでショップを運営することができます。

BASE の公式サイトはこちら ↓

 

カラーミーショップでの独自ドメイン、常時SSL化

カラーミーショップでは、申込み時に「◯◯.shop-pro.jp」のような URL が提供されます。(◯◯の部分はショップ独自に決められます)

また、他のドメイン取得・管理サービスで取得したドメイン(独自ドメイン)を使うこともできます。

その場合には、ドメイン取得サービス側でネームサーバーの変更が必要になります。

同じGMOペパポ株式会社が運営するムームードメインを使えば、設定がより簡単に行えたり、他で使っているドメインのサブドメインでショップを運営したりすることもできます。

 

どのプランでも(月額費用0円のプランでも)独自ドメインを使うことができますが、独自ドメインで「常時SSL」が追加料金なく使えるようになっているのは有料のプランのみです。
(2022/4/5から、有料プランで「独自ドメイン」「独自サブドメイン」を利用する場合には、標準機能として「常時SSL」が使えるようになりました。)

フリープランの場合には、料金が発生します。

「〇〇.shop-pro.jp」のような URL でショップを運営していく場合には、何も気にせず常時SSLで運用できるようになっています。

 

また、以前は独自ドメインで運営していても、カート部分(カートを表示して送り先の入力や支払いの方法などを入力する部分)だけは「https://○○○.shop-pro.jp/」で表示されていましたが、2021年11月8日以降その部分もすべて独自ドメインで運営できるようになりました。

これにより購入者は「違うページに飛んでしまった」と心配になることもなく、ショップ内で商品を購入して決算もそのまま続けてできているという安心感が生まれます。また、ショップ側ではカート部分までのGoogle Analyticsのコンバージョンが計測可能になります。

カラーミーショップ の公式サイトはこちら ↓

 

Shopify での独自ドメイン、常時SSL化

Shopifyでは、Shopifyから提供される「○○.myshopify.com」というようなドメインを利用することも、すでに持っているドメインや、Shopifyで購入したドメインを使うこともできます。

Shopifyでドメインを購入した場合には、設定は自動的に行われます。また、Shopifyを解約した場合でも、所有権は購入者側に残ります。

すでに持っているドメインを利用する場合には、そのドメインをShopifyに移管するか、Shopifyに接続することによって、Shopifyで独自ドメインのショップを運営することができます。

ドメインをShopifyに移管すると、契約していたドメイン取得サービス会社からドメインの管理がShopifyに移るので、ドメイン料金もShopifyに支払うことになります。

Shopifyに接続する場合には、外部のドメイン取得・管理サービスで、DNS設定の変更をします。

Shopifyから提供されるURLは、最初から常時SSLで使えるようになっています。

また、カスタムドメイン(独自ドメイン)の場合、追加設定をすることにより、新しいSSL証明書が自動的に作成され、有効化されるので、常時SSLで利用できるようになっています。

 

詳しくは 公式サイト【Shopify】で ↓

 

STORESでの独自ドメイン、常時SSL化

STORES には、フリープランとスタンダードプランの2つのプランが用意されています。

どちらのプランも https://〇〇.stores.jp のようなストアURLが提供されて使うことができます。

また、スタンダードプランでは、独自ドメインでショップを運営することもできます。
(フリープランでは独自ドメインは使えません。)

独自ドメインは、「https://○○.com」か「https://○○.net」か「https://○○.shop」中から好きなドメインを選べるようになっていますが、移管手続き(外部からの移管、外部への移管)は行っていません。

すでに持っているドメインを使うことはできませんし、STORES解約時に使っていた独自ドメインは使えなくなります。

 

STORESでは、https://〇〇.stores.jp のようなストアURLを利用している場合はもちろん、独自ドメインでもすべてのページがSSL対応になっています。

 

MakeShop での独自ドメイン、常時SSL化

MakeShopでは、http://〇〇.shop3.makeshop.jp/ というようなURLが申し込み時のショップID を使って作成され、これでショップを運営していくことができます。

また、独自ドメインを使うこともできます。

独自ドメインは、MakeShopで取得(購入)することもできますし、他のドメイン取得サービス会社で取得したものを使うこともできます。外部で取得されたドメインを使う場合には、ネームサーバーの変更が必要になります。

独自ドメインを適用しているショップで常時SSLにするためには、月額費用の掛かるオプション契約が必要になります。

MakeShop の公式サイトはこちら ↓

 

イージーマイショップでの独自ドメイン、常時SSL化

イージーマイショップでは、申し込み後に提供されるショップURLで運営できますが、独自ドメインを使ってショップを運営することもできます。

独自ドメインは、すでに持っているドメインを使うことも、イージーマイショップにドメイン取得を依頼することもできます。

すでに持っているドメインは、ドメイン取得サービス側でDNSのレコードを変更して使う方法や、ドメインの移管も行うことができます。

独自ドメインで利用する場合でも、カートページ(購入手続きページ)は申込時に提供されたショップURLに変わるサービスが多い中で、イージーマイショップではカートページも含めてすべて独自ドメインで運営することもできます。

 

イージーマイショップで提供されているURLだけでなく、独自ドメインでもすべてのページをSSL対応しています。

独自ドメインで常時SSL対応するには、別途オプション契約となります。

 イージーマイショップ の公式サイトはこちら ↓

ショップ全体をhttps化する「常時SSL」とは

少し前までは、個人情報を扱うカート部分のみ「https://・・・」から始まるURLで、それ以外は「http://・・・」から始まるページが多かったのですが、最近は多くのサイトで、すべてのページが「https://・・・」から始まるURLになってきました。

ブラウザも「https://・・・」を推奨するように、「http://・・・」から始まるページでは「セキュリティ保護なし」のようなメッセージを表示するようになっています。



https:// から始まるページでは鍵マーク(と認証の種類によっては社名など)が表示されます。


http://から始まる場合には、記号や「セキュリティ保護なし」などのようなメッセージが表示されます。

 

どちらも Microsoft Edge や Chrome、Safari などのブラウザで同じようにページが表示されますが、インターネット上でデータを暗号化して送受信できる方法をとっているのが https から始まるものです。

これにより、ページが改ざんされたり、お客様の個人情報が漏洩したりすることなく、安心して閲覧や購入をしていただくことができます。

お客様が個人情報を入力されるカート部分だけでなく、すべてのページをSSL化(常時SSL)することで、Webサイトのセキュリティの強化、Webサイトの価値の向上、並びに Google や Yahoo のような検索エンジン対策(SEO)にも有利だといわれています。

 

そして、ほとんどのネットショップサービスでは、サービス会社から提供されたドメインで運用する場合には常時SSLで運用するようになっていますし、ショップ専用の独自ドメインを利用する場合でも常時SSL化できるようになっています。