この記事は2022年10月27日現在の内容で書かれています。
ネットショップをはじめるとき、商品情報やショップのデザインなどのほかに、「特定商取引法」に関する情報としてショップの情報が必要になります。
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
消費者庁の特定商取引ガイド より
この中には、販売業者の氏名、住所、電話番号などの表示も含まれています。
そうは言っても、自宅でネットショップをはじめようと思っているときには、不特定多数の人に住所を公開することに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
最近は、その点を考慮してくれているネットショップ作成・運用サービスが増えてきました。
カラーミーショップ では
カラーミーショップには、初期費用も月額費用も無料のフリープランと、豊富な機能を使えて決済手数料なども割安なレギュラープラン、ラージプランがあります。
その中で、フリープランでは、個人や個人事業主の場合、GMOペパボ株式会社(カラーミーショップの運営会社)の郵便番号&住所と電話番号を特定商取引法ページに表示する機能も用意しています。
これを使うことで自宅の住所などを公開せずに始められるので、フリープランから始めて、軌道に乗って事務所や倉庫などが決まったら月額費用は発生するけれど、決済手数料などの割安なプランに変更するというのも一つの方法だと思います。
BASE では
BASEでは、個人のショップオーナーであれば、所在地(郵便番号、住所)と連絡先(電話番号)を非公開に設定することができます。
非公開に設定をすると、BASE株式会社の所在地と連絡先が表示されます。
STORES では
STORESでは、個人・個人事業主を対象に、個人の所在地、電話番号を入力せずに、STORES を運営するヘイ株式会社の所在地および電話番号を表示することができます。
全プランで対応しています。
追記
個人の場合でも、所在地や電話番号を表示しなければならないようになっているネットショップサービスも多いですが、「ページ中に掲載せずに、消費者や経済産業省から開示連絡が来た際に開示ができるのであれば、省略していても問題ありません。」としているネットショップサービスもあります。
また、別会社との契約となりますが、バーチャルオフィス【NAWABARI】、などを使う方法もあります。