この記事は2021年4月28日現在の内容で書かれています。
ネットショップでの商品購入時、送料は購入を左右するとても大切な要因の一つです。
ネットショップサービスによってどのような違いがあるのか、国内への配送時の送料についてまとめてみました。
目次
カラーミーショップ の場合の送料設定
カラーミーショップでは、全国一律、注文金額に応じた送料の設定、都道府県や地域に応じた送料の設定、合計重量の地域別の送料の設定から選ぶことができます。
注文金額に応じた送料では、「○○円以上は送料無料」 などでついで買いを促すことにも役立ちます。
クール便の配送設定などはないため、商品代金にクール便送料を含めたり、クール便の配送方法を別途作成したりなどちょっとした工夫が必要になります。
また、特別な商品だけ個別送料の設定にすることも可能です。
(個別送料を設定した場合には、複数商品購入時、送料は合計されたものになります。)
MakeShop の場合の送料設定
MakeShopでは、「送付先別送料」「注文金額別送料」「重量別送料」「個数別送料」を設定することができ、それらを合計した値が送料になります。
送付先別では都道府県だけでなく、離島を設定し送料を決めることができます。
会員の送料を無料にしたリ、値引きしたりすることもできます。
あといくらで送料無料!、というようなメッセージを表示することでついで買いにも役立たせることができます。
クール便での送料や、メール便での送料などには、設定時工夫が必要になります。
イージーマイショップ の場合の送料設定
送料無料、送料一律料金、送付先地域別送料、商品の合計金額を基にした送料、商品の合計重量・サイズ別送料、商品別指定のみ、から選ぶことができます。
また、注文された商品の合計サイズ、合計重量、合計金額により、地域別の料金を設定することもできます。
クール便で配送する場合のクール便の加算分や、「あと○○円で送料無料」のような設定も用意されています。
詳しくはイージーマイショップ の公式サイトで ↑
BASE の場合の送料設定
一律料金で送料を決めることもできますし、地域ごとの送料を決めることのできる「送料詳細設定App」も用意されています。
配送地域ごとの送料では、配送手段(ヤマト宅急便やレターパックなど)ごとに地域別送料を決めておくことができ、クール便の配送手段を作っておくことで、クール便の料金にも対応できます。
すべての商品に自動的に使われる配送手段を決めておくこともできますし、配送手段を、商品ごとに設定することもできます。
複数の商品がまとめて購入された場合には、「配送方法をまとめる」(商品それぞれに設定されている送料が異なる場合は、高いほうの送料が適用)か「すべての送料を合算する」かのどちらかが選択できます。
また、『◯◯◯◯円以上購入で送料無料』といった設定も可能です。
詳しくは BASE の公式サイトで ↑
STORES の場合の送料設定
使用する発送方法(メール便や〇〇宅急便など)に対して、送料を決めていくことができます。
送料としては、全国一律料金のほか、発送先地域別の送料を設定できます。
また、一定の注文金額以上は送料無料、を指定して「ついで買い」の促進にもつながります。
複数商品が一度に売れた際の送料加算方法としては、購入した商品のごとに送料が加算される方法、発送方法が同じ商品については1個分の送料しかからないようにする方法(送料500円の商品だけを購入した場合には500円しかかからないが、送料500円と1000円の商品が混在する場合には1500円となる)、送料が一番高い発送方法の送料のみがかかる方法から選択できます。
SHOP-Maker の場合の送料設定
自分のブログやホームページにカートを貼れるカートシステムを提供するSHOP-Makerでは
送料無料、全国一律料金、地域別送料設定、合計購入金額による送料(〇円以上送料無料など)、サイズや重量による送料の設定ができます。
購入商品や購入金額、重さ等によって請求する送料を複数設定しておき、どの送料を利用するかを商品毎に決めることもできますし、商品によって、固定の送料にすることもできます。
複数購入時には、商品ごとの送料を合算するのか、高い商品の送料を適用するのか、最も高い商品の送料を適用するのかのほかに、重さや購入金額など違う区分を使っている商品の場合、どちらを使うかを指定しておくこともできるようになっています。
また、クール便を使う場合の送料の追加(あるいは固定)金額を決めておくこともできます。
詳しくは SHOP-Makerの公式サイトで ↓
Shopify の場合の送料設定
Shopifyでは、配送プロファイルという機能を導入し、送料を細かく設定することができます。
一律無料の送料設定から、地域ごとの設定、重量による設定、合計購入金額による送料の設定ができます。
また、地域ごとに重量による送料や、地域ごとに合計購入金額による送料のプロファイルも作成できます。
そして、商品ごとにどのプロファイルを使うかを決めておくことができます。
異なるプロファイルの商品を同時に購入された場合は、それぞれの送料が加算されるようになります。
おまけ:離島料金がかからない配送手段
「ゆうパック」や「ヤマト運輸(クロネコヤマトの宅急便)」などでは、離島料金はかかりません。