パスワードの管理にクラウドサービスを使う

作成日:2016-12-20  更新日:2017-01-03

ネットを使っていると、パスワードはどんどん増えていきますね。

複数の場所で同じパスワードを使うのは危険であるのでやめましょう、とは言われても・・・。

手当たり次第に付箋に書き込んで貼り付けたり、パソコンにテキストファイルで保存したり・・・。

でも、こういった方法だと、外出先では使えないし、
かと言って、スマホにそのまま入力しておくのもなんだか心配。

トレンドマイクロ の パスワードマネージャー

トレンドマイクロから、パスワードマネージャーの広告が入ったので、使ってみることにしました。

便利です!

セキュリティで保護された情報としてトレンドマイクロの用意したサーバーで管理するのですが、情報は暗号化され、「パスワードマネージャーのパスワード」がなければ読むことはできません。

トレンドマイクロでさえ、保管された情報を見ることができない設計になっているのだそうです。

ということは・・・
「パスワードマネージャーのパスワード」を忘れてしまったら、お手上げ状態で、リセットする以外方法がないのですが。。。

  • Windowsからでも、Macからでも、Android や iOS のスマホやタブレットからでも使えるので、どこにいても確認することができます。
  • ブラウザのアドオン(拡張機能)を追加しておけば、新たなサイトでアカウント(&パスワード)を作成した場合、「保存」ボタンが表示されて、保存してくれます。
  • パスワードを必要とする画面ではワンクリックで自動的に入力してくれます。(これにはちょっと難あり
  • 1つのパスワード(パスワードマネージャーのパスワード)だけを覚えておけば、自分が使うすべてのパスワードを必要な時に引き出すことができます。
    とにかく何でもかんでも覚えておいてもらえます。
  • 最初にブラウザのアドオン(拡張機能)にパスワードマネージャーを追加したときに、そのブラウザの覚えているパスワード類を全部パスワードマネージャーに保存してくれます。
  • Webで使うパスワードでも、「メモ」という項目があるので、必要な情報を書き込んでおくことができます。(ただし、改行はできないようです)
  • ネットで使うパスワードだけでなく、セキュアメモというところに、覚えておきたい大切な情報を保存しておくこともできます。
    無線ルーターの暗号化キーを保存しておいたり、クレジットカードや銀行のカードの暗証番号を保存しておいたりと、私にとってはとても便利に使えています。
  • iPhoneの場合、iPhoneの指紋認証と連動してくれるので、パスワードマネージャーのパスワードを入力せずにすみます。
  • パスワード自動生成機能や、パスワードが安易すぎるかなどのチェック機能もあります。

というのが、私基準の「便利です!」な機能です。
ただし、

  • すべてのページでパスワードを自動で入力してくれて、勝手にログイン(サインイン)してくれる、と思っているとショックを受けます。
    • 画像やワンタイムの認証文字、スタンプをクリックしなければならなかったりする場合はだめです。
    • BASIC認証もダメです。
    • パスワードを入れるボックスが複数あるページはだめです。

    あるページで必要なパスワードなどを自動で入力してくれる機能は、いまいちです。
    ChromeやIEなどでは、ブラウザでパスワードを覚えていてくれるので、そちらを使ったほうが早くて間違いがないです。

  • 今のところ Microsoft Edge には未対応です。
  • iPhone(iOS)のGoogle Chromeブラウザにも未対応です。
    ただ、safaliでは使えるのと、パスワードマネージャーアプリをiPhoneにインストールしておけば、必要なものを探し出して、コピー&ペーストはできます。
  • ある程度の使い方はWebに書いてあるのですが、詳細なマニュアルがないので、FAQでうまくいけば探せる、という感じです。

と、まだまだ改善の余地ありで、すべていいことづくめではないです。

クラウドサービスなので、1年契約、3年契約、というようにお金を払っている間は使い続けられます、というサービスです。

エクスポートで「自分の参照用」としてCSVファイルで内容を保存することもできるので、契約をやめる前にエクスポートすれば、情報がなくなってしまう、というようなことはないです。

とにかく、外出先でも見られる、PCで作成して後で保存しようと思っていて忘れてた!というようなことがなくなるのは助かります。

 

Chrome の パスワードで同期する

Chrome ブラウザでは、ログインすると、ブックマーク、履歴、パスワードなどの設定を Google アカウントに保存、同期できます。
これにより、どの端末でも同じ設定を使用できるようになります。

Chrome(にGoogleアカウント)でログインしている状態で、Chrome の「設定」で、

「ログイン」の「同期の詳細設定」を見ると、何を同期しているかわかります。

Chrome や Android で使用するパスワードは Google Smart Lock で保存され、ログインしているどの端末でも使用できるようになっています。
Smart Lock for Passwords で、新しいアプリやサイトにアクセスしたときに、パスワードを Google Smart Lock に保存するかどうかの確認が表示されます。
このSmart Lock for Passwordsは、デフォルトではオンになっていますので、特に気にすることなく使うことができます。

このデメリットは、Chrome や Android だけのものなので、トレンドマイクロのセキュアメモのような使い方はできない。
Googleのセキュリティは賛否両論、けっこう話題となっているので、無料のGoogleのサービスだからイヤ、ということもあると思います。

Chrome にログインするときは、必ず信頼できる端末を使用してください。自分のデータを守るには、公共のパソコンではログインしないことをおすすめします。


参考
保存したパスワードを管理する
複数のデバイスでパスワードを同期する

 

アバスト パスワード

実際に使っていないので、一般的な内容のみですが、

  • ベーシックバージョンは無料。
  • ダウンロードは無料アンチウイルスに付属
  • 超安全な暗号化を使用
  • デバイス間で同期(PC、Android、iPhone)
  • 自動でフォームを入力
  • 超安全なパスワードを生成

プレミアムバージョンでは、それらに加え

  • だれかが Gmail やご利用の他のサービスに侵入した場合に、パスワードを変更できるよう直ちに知らせる「パスワード ガーディアン」
  • スマホをタップするだけでアカウントにサインインできるよう、必要に応じて知らせる「ワンタッチ ログイン」

が加わるようです。

ダウンロードが無料アンチウイルスに付属というのは、現在インストールされているウイルス対策ソフトとかち合わないのか、とちょっと心配もありますが、無料なので、使い勝手を見てからというのもいいかもしれません。


もう、こういったサービスを使わないと管理できないようになってきたんですね。
これからどんどん製品も増えていくでしょうし、使いやすくもなっていくのではないかと思います。