この記事は2020年7月3日現在の内容で書かれています。
Microsoft の Word や Excel、Power Point などで作成されたファイルを受け取った時、そのアプリ(ソフト)を持っていなかったらどうすればいいでしょう。
例えば、Google ではドキュメント(Wordに相当)やスプレッドシート(Excelに相当)、スライド(PowerPointに相当)などが無料で使えるように提供されているので、Microsoft で作られたファイルを読み込む(アップロードする)ことや、作成/編集してMicrosoftの拡張子で保存(ダウンロード)することができます。
また、Microsoft では、「無料で使えるWeb 版 Office」が提供されていて、自分のアカウントがあれば、どこからでもアクセスすることができ、他のアカウントとファイルを共有することもできます。
有料の Microsoft 365 や Office 2019 を使ったことがある場合には、使い慣れた操作性で作業できるのでストレスなく仕事ができます。
「無料で使えるWeb 版 Office」は、以下のURLからMicrosoftアカウントでサインインしてすぐに使い始めることができます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web
Google のサービスも Web 版 Office も、どちらもアプリ(ソフト)をパソコンにインストールするのではなく、 Microsoft Edge や Chrome といったブラウザから操作をします。
Windows 10 の Microsoft Edge でアカウントを作成して使ってみたので、細かい作業の流れを以下に書いておきます。
- 下記をクリック
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web - Microsoft アカウントがある場合には「サインイン」を、ない場合には「無料でサインアップ」をクリック
以下は、「無料でサインアップ」をクリックした場合。
すでにアカウントがある場合には「サインイン」をクリックしてIDとパスワードを入力し、下記 9. へ - 「アカウント作成」の下に、ご自分のメールアドレスか電話番号を入力し、「次へ」をクリック。
ここではメールアドレスを入力した時の流れです。
- パスワードを決めて、パスワードを入力し「次へ」をクリック
パスワードは 8 文字以上の、大文字、小文字、数字、記号のうち 2 種類以上を含んでいる必要があります。
忘れないように必ず書き留めておいてください。
- 上記3.で入力したメールアドレス宛にメールが届きます。
「コードの入力」のところに、メール本文の「メールアドレスを確認するには、次のセキュリティコードを使用してください:●●●●」
と書かれている●●●●を入力し、「次へ」をクリック
- 「アカウントの作成」で表示された文字を入力して「次へ」をクリック
- いくつかメッセージが表示されるので ⇒ をクリックしていく
- 最後に ✔ が表示されるので、それをクリック
- これでアカウントの作成が終わり、上記 2.で「サインイン」したのと同じ状態になります。
この状態でページ内にファイルをドラッグ&ドロップすれば、ファイルが開きます。
または、ページ内に表示されているアプリのアイコンで、使用したいアプリをクリックしてそのアプリのページに遷移するか、左上にあるメニューアイコンをクリックして表示されるアプリ名からそのアプリに遷移してから、ページ内にファイルをドラッグ&ドロップすることで、必要なファイルを開くこともできます。 - アップロードして開いたファイルは、以下のようなイメージです。
ブラウザ上での操作になりますが、ほとんどパソコンでExcelファイルを開いたときと同じような使い勝手です。 - 編集していくと、自動的に保存していってくれますが、左上の「ファイル」をクリックして「名前を付けて保存」の「コピーのダウンロード」で今使っているパソコンにダウンロードすることもできます。