レンタルサーバーによって違うバックアップ機能

バックアップは、「どうしても必要」というような機能ではありませんが、トラブルが起きた時に元に戻せるという安心感は何にもまして大切です。

最近はWordPressを使ってWebを構築しているところが増えてきたので、Wordpressのプラグインを使えばバックアップを定期的にとっておくこともできますが、レンタルサーバーでもWebデータやデータベースを定期的にバックアップして、必要な時に元に戻すことのできるところも増えてきました。

ほとんどのレンタルサーバーでは、設備故障からの復旧のためのバックアップはとっていますが、ユーザーが誤って削除してしまったり、上書きしてしまったりしたときに元に戻すことのできるバックアップは、レンタルサーバー毎に違うようです。

例えば、WebARENA の SuiteXGMOクラウド の iCLUSTA+ では、ウェブ、データベースのバックアップを有料オプションとして提供しています。

どちらも7世代までのバックアップを残しておくことができ、自動バックアップの頻度など、細かな設定が行えるようになっています。

それに対して、細かな設定はできませんが、XSERVERConoHa WING では、全プラン標準機能としてバックアップ機能が搭載されています。

XSERVER では、全プラン標準機能

XSERVER では、全プラン標準機能として、バックアップ専用サーバーにバックアップを自動で取っています。

頻度は1日1回、保存されている日数は、サーバー領域のWeb・メールデータは「過去7日分」MySQLデータベースのデータは「過去14日分」です。

これらは、サーバ設備の故障その他トラブルに備えてバックアップを取っているものですが、データが消失してしまったような場合に、復旧データとして無料で利用することができるようになっています。

エックスサーバー も、法人用のエックスサーバービジネス もどちらも同様です。

実際、管理画面からクリック一つで簡単に復元することができました!


詳しくはエックスサーバー の公式サイトで ↑

 

ConoHa WING では、バックアップもリストア(復元)も無料

ConoHa WINGでは、バックアップの保存は、標準搭載されています。

Webサイト、メール、データベースのデータを1日1回バックアップし、過去14日分が復旧用データとして保存されています。

それらのデータは、必要になった場合に、無料で使うことができます。



↑ ConoHa WINGの公式サイトはこちら

SuiteX 有料オプション

サーバー内のデータを外部ストレージ容量制限なしで自動バックアップする有料オプションサービスが用意されています。

ウェブ、データベース、メールのバックアップの、頻度や何世代まで残すかなど決めることができます。
(メールのバックアップはサーバーのタイプにより異なります)

また、取得済みバックアップデータの無期限保存設定をすることもできます。

(「高機能データベースMySQL」のオプションサービスのバックアップは、また別の有料オプションサービスが必要です。)



↑ iWebARENA の SuiteX の公式サイトはこちら

 

iCLUSTSA+ 有料オプション

「バックアップ&復旧」オプション(有料)が用意されています。

バックアップできるデータは、Web、データベースで、メールは対象外です。

バックアップの設定も復元も、管理画面から簡単に行うことができ、30分単位からの頻度設定、最大7世代前までの保管設定ができます。

バックアップ対象とするフォルダ、バックアップ対象外とするフォルダを指定することもできたり、手動による即時バックアップを行うこともできたりと、自由度の高いバックアップ機能になっています。

バックアップデータは、iCLUSTA+とは異なる遠隔地のデータセンターに保管されます。



↑ iCLUSTA+ の公式サイトはこちら