PHPのバージョン切替も簡単、マルチドメイン利用で違いが・・・
WordPress 5.1 からの新機能で、WordPress を動しているプログラミング言語であるPHPのバージョンが古すぎる(安全でない)場合などに、お知らせをしてくれるようになり、5.2からは管理画面に「サイトヘルス」が追加され、セキュリティやパフォーマンスに影響する可能性のある部分を教えてくれるようになりました。
そして、この機能により、PHPのバージョンアップをするようメッセージが表示されているサイトも少なくないと思います。
この、PHPのバージョン切替、最近では多くのレンタルサーバーで、管理画面からの切り替えができるようになっていて、簡単にバージョンを変えることができるようです。
例えば、ConoHa WING や エックスサーバー
でも、管理画面から簡単にバージョンを変更することができます。
難しい知識などは不要です。
ConoHa WING や エックスサーバー
では、新しいバージョンが使えるようになるのも速く、アナウンスもしっかり届きます。
管理画面からのバージョンの変更は、ほとんど同じようにできますが、マルチドメインで運用している場合、ConoHa WING と エックスサーバー
では、違いがありました。
ConoHa WING では、PHPのバージョンはサーバー単位での切替です。どのドメインで変更しても、サーバーに登録されたすべてのドメインが同じバージョンになります。
それに対して、エックスサーバーでは、ドメインごとの切り替えです。
サーバーをマルチドメインで運用している場合、一度にバージョンアップしたい場合には ConoHa WING のほうが手間が省けますが、あるドメインがどうしても古いプログラムを使用しているためにバージョンアップできないようなことがある場合には、エックスサーバー
のようにドメインごとのほうが使えます。
(ただし、.htaccessでドメインごと、ディレクトリごとに変更することもできるかもしれませんが)