「別のアカウントを同期しています」が表示されてOneDriveにサインインできません

目次

現象

ずいぶん以前にMicrosoftアカウントとして使っているメールアドレスを変更しました。必要な個所は変更したつもりだったのですが、

一時休止していた OneDrive にアクセスしようとすると、サインインのウィンドウには古いアドレスが表示されていて、アカウントが存在しない、と書かれています。

現在使っているアドレスを入力してサインインしようとすると、今度は「別のアカウントを同期しています」でサインインできません。

Web上での OneDrive には現在のアカウントで問題なくサインインできます。

 

解決方法(アカウントのリンク解除)

  1. 右下のタスクトレイの OneDrive のアイコンをクリック
    (アイコンは、状態によって異なるかもしれませんが、マウスカーソルをアイコンの上にもっていくと、「OneDrive」と表示されます。)
  2. 表示されたウィンドウで、右下の「ヘルプと設定」をクリックし、「設定をクリック」
  3. 「アカウント」タブをクリックし、「このPCのリンク解除」をクリック
    (今回は OneDrive の右側に表示されるアカウント名が古いアカウントになっていました)
  4. 「アカウントのリンクの解除」をクリック
  5. 現在のアカウント名を入力して「次へ」をクリック
  6. パスワードを入力して「サインイン」をクリック

あとは、いくつか画面が遷移することがありますが、これで OneDrive を使うことができます。

 

今回の原因(覚書)

アカウントを変更して、設定を変えたつもりだったのですが、OneDrive が休止中であったことが関係していたのか、OneDrive だけ古いアカウントと紐づけられていたようです。

アカウントの解除を行って、もう一度設定し直すことにより問題なく使えるようになりました。

 

追記(PINとパスワードのアカウント名が違う)

《上記解決策でうまくいかないときは、こちらもご確認ください。今回はこの設定を変えた後、OneDriveのリンク解除をしています。》

今回、解決方法がわからなかったので、いろいろと設定を変更してみました。

実は、Windows10 にサインインするための PIN とパスワードで違うアカウントを使っていたことがわかりました。

通常は PIN を使ってサインインをしていましたが、それが古いアカウントのままになっていました。

例えば、Windows にサインインする以下のような画面で、下に「サインインオプション」というのがあります。

これをクリックすると、パスワードと PIN を選べるようになっています。

ここでは、アカウント名が表示されていないのですが、「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」のプライバシーで「サインイン画面に電子メールアドレスなどのアカウントの詳細を表示します」にチェックを入れれば、PIN やパスワードの入力ボックスの上にアカウント名が表示されます。

 

PINのアカウントの変更は、「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」で「Windows Hello 暗証番号(PIN)」→「削除」をクリックして一度削除してから、Windowsを再起動後、PINを設定、で行いました。

 

今回は、ローカルアカウントに変更しようとしたときに本人確認画面が表示され、違っていることがわかりました。