仕事で使うストレージ:外部記憶装置:どれにする?

CD、DVD、ブルーレイ、クラウド上のスペース、外付けHDDなどなどいろいろありますが、ここでは外付けHDD(NASも)にどんなものがあるのか調べてみました。

目次

一人で使う?複数人で共有する?

複数のスタッフで共有フォルダとして使いたいときや、ノートPCを使っていて、いちいち物理的に接続するのが面倒、というような場合にはネットワーク対応のストレージが便利ですね。
「NAS(ネットワークアクセスストレージ)」といわれるものです。
指定した複数のPCからファイルを共有でき、指定していないPCからは接続できないようにすることができます。



 
一人で、自分のPCに接続して使うのであれば、USB接続のHDDが安価でお手頃です。
また、持ち運びや大きさを気にするのであれば、スマホ程度の大きさのポータブルHDDがあります。
PCのバックアップに使ったり、容量不足のPCであれば直接書き込んだりできますし、違うPCに接続して簡単にデータのコピーもできたりします。



 

 

セキュリティを重要視する

たいていのNAS、据え置きタイプのUSB接続のHDDでは、パソコンと同じように、ほとんどのものが盗まれないためのワイヤーを付けられるセキュリティスロットがついています。

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セキュリティースロットに
ワイヤーロックを設置して盗難防止。



 

 

ポータブルHDDの場合には、セキュリティスロットの代わりに、ハードウェア暗号化やパスワードロックに対応しているものがあります。



 

 

スピードを重視するなら

最近は、パソコンでもストレージでもほとんどのものがUSB3.0に対応してきています。
規格上、USB3.0はデータの転送速度が最大5Gbps、USB2.0のデータの転送速度が最大80MbpsであることからUSB3.0が最適です。
(ただし、PC側も機器側も3.0でないとスピードは早くなりません。)

また、Thunderboltという高速インターフェースを使ったストレージも発売されてきています。

そして、機械的な動きを必要としないSSDとHDDを比べると、SSDのほうが断然早い。(ただし高価)

そこで、スピードを重視するなら、Thunderboltの高速インターフェースと、高速フラッシュメモリドライブのSSDの組み合わせのストレージが最速です。



 

あとは・・・

あとは、容量と価格で、どれを使うかを決めるといいと思います。
RAID

 

 

 


参考:
Buffalo
IO-DATA
PC Online の SSDの記事